秘書同士のメールメール連絡で、結びの言葉に困った時。
実際は困らないことの方が少ないんですが。
「〜よろしくお伝えくださいませ」「〜お申し付けくださいませ」などど
結ぶ場合があります。
「〜ませ」っていわゆる「女言葉」だと思っていました。
そして多分、それは間違っていないとは思います。
日本語として、文化として、女言葉とか男言葉とかがあるとしたら、
それは差別的な、とかジェンダー論として論ずるべきとかいうもの
なのかもしれませんが。
男はこう話すべし、女はそう話すべし、男はこう書くべき、
女はああ書くべし、というところを、ただの文法、文化として
考えた時に。
・・・最近仕事でメールを目にする男性が、文章の中で、「〜ませ。」と
使っているのを読んで、なんとなくしっくりこないものを感じました。
「ご確認くださいませ」とか「ご参考くださいませ」とかね。
外出した店頭で「いらっしゃいませ」や「ご覧くださいませ」や
「お使いくださいませ」などと店員さんは男女の別なく使っていて
違和感なく過ごしているのですが。
男性からのメールだとなんだか違和感を感じます。
何故なんでしょう?
つらつら考えるに。
兼業秘書を務めるようになってから、試行錯誤、恐る恐る、
悩みに悩んでメールを書くようになって、なんだか自分の立場が
むず痒くて恥ずかしくて収まりが悪いと思っていた時に。
多少の抵抗を感じながら、やっとの思いで自分のメールで
〜ませ、と使うようになってまだ日が浅いので・・・。
自分でも居心地の悪い日々の中、男性のメールでその文章をみると、
なんだかさらに居心地が悪く思うのかもしれません。
どうぞ、お控えくださいませ、と伝えられるものなら伝えたい、
のでした。