もの思う日々と愛すべき色々

好きなものとそうでないもの、記録のようなもの。

担当する、ということ

秘書にとって、この人がボスで私が担当する人、という考え方は

とても重要だと思います。

自分が責任を持って、その人の行動を把握せねばならない。

要望を聞かねばならない。好みを把握せねばならない。

 

担当するボスが複数人だとしても同じこと。

責任感を持って対応すれば、ボスの要望にも自ずと優先順位が

つけられるようになってくるので。

単純に言えば、ボスの中で一番職位が高い人が最優先だったり、

構われたく無い人がいたら放っておいて、構って欲しい人の

優先順位をあげるとかね。

 

もちろん、何もしないで欲しいという要求にも応えます。

応えますが、他の人(特に外部)から見ておかしく無いように

しないとならないし、ボスの仕事の進み具合や、重要度で色々調整する

ことが出てくるので、無関心なのはいけませんし。

 

ま、本当になにもして欲しくなくて、仕事の内容など秘書に

知らせる気もない、とにかく決まりだから仕方なく秘書が居る

という方の場合は・・・ちょっと困りますが、静観する方向で。

 

それでも、社外の秘書経由の連絡というものが発生する場合もあるので、

そのときは「確認してお返事いたします」的なスタンスで出来た

社会人として乗り切る。

「なにも知りません」とか「わかりません」とかは無しです。

とにかくその場を取り繕って、誰かに繋ぐ。

担当部署の管理職などに預けてしまう。

預けつつ、経過だけは見守る。

 

・・・そうするしかないですよね?

 

多分その、秘書なんていらない、何でも自分でやりたいの、という

タイプの方は、致命的に忙しい状況にもなく、社交という意味でも

直接電話で連絡できる範囲の人間を使って色々事足りていると

思われるので、なんら心配することはありません。

 

社外から「あの地位の方に秘書がいないの?」とさえ思われなければ

担当する秘書としては及第点かと。

 

・・・色々難しいですね。