もの思う日々と愛すべき色々

好きなものとそうでないもの、記録のようなもの。

名刺と秘書とついでにどうぞ

総務の秘書(=社長秘書)がケースに入った名刺を持ってきた。

縦型の、外注のお金のかかった名刺を。

 

見れば一箱全部赤で印鑑が押してある

新年用だそうだ。

 

私は縦型はグループ以外での名刺交換に使うもの、と聞いていたので

ちょっとびっくりした。

会社主催の賀詞交換に使えというので。

 

そのように問いかけると、社長は最近ほとんど縦型の名刺を使っている、

裏に英語版を印刷してほしいと言われたので両面印刷にしたと。

もし、副社長もその方がよければそうする、と答えが帰ってきた。

・・・縦型の名刺の存在を知って、半年ほど経ってから・・・?

 

そりゃ、単なる社長への名刺の使い分けの説明不足じゃないかい?

もしくは、社長が普段使いの横型の名刺に使い勝手の悪さを感じて

らっしゃったとかね。

ただ「社長の好みを入れて」縦型の日英両面の名刺を作るように

なったことは評価してもいいけど。

しかしその案内は、裏が白紙の新年用の名刺を1ケース持ってきたときに

することなのか?

社長が希望されたからそうした、副社長も同じようにしたければ

言ってくださいって、かなり差別的だと思うのだけど。

ついでにどぞうぞってことかな?

そういうところもねぇ・・・。

 

副社長に縦型の名刺についての案内があったことを説明すると、

他社は横型のデザインで、日英両面の質のいい名刺を使っていると

サンプルをいくつも見せられる。

そのあと「縦型名刺はグループ外で使うんじゃなかったのか?」と

ご下問。

 

そう言われました、と総務の秘書につたえると、縦の名刺はそういうのじゃ

ないから、と言われました。

 

そういうのじゃないなら、いったいどういうのかな〜?

副社長のご希望も入れて差し上げてほしいんだけれども。

ま、そもそも、縦型の名刺の裏に英語版を印字するということも、

自分の発想ではなく、グループ会社からおいでの「社長に言われたから」

したことで、自分の気遣いではないんだろう。

 

社長と副社長は同列なものではないけれど、社長の代理も務める立場で

あるわけだし、扱いにあんまりにも差をつけるのは良くないよ、ね?

ましてや、同じ席に着くこともあるわけだから、2人バラバラの形式の

名刺を取り出すとか、おかしいと思うのだけれども。

 

そういうことが昔から、目についたから、だからまあ、不憫に思えて

秘書をつづけることを受けたわけなんだけれどね。