わたしは職場の潤滑油。
ボスが仕事をしやすいように、仕事に集中できるように
するのがわたしの役目。
そうあるべきだということは、秘書なんで蔑称をいただく前から
とうの昔に、百も承知の助でありんす。
その役目を全うしようと思うと、障害が多すぎる。
そこをなんとか実力と忍耐力と経験でカバー、と皆様は
おっしゃると思います。
自分の実力と忍耐力と、さらには経験までも足りないことは
自覚しておりますが。
自分たちの予定が被って都合が悪くなったから、ボスにのほうに
時間を合わせろと、平気な顔で言ってくる人ばかりに囲まれておれば、
さらには、ボスがそれを受け入れる優しさ(もはや気遣いをもとめる
ための説明を面倒と感じておいで)をお示しになると分かっていれば。
序列2位のボスに対して、不憫さを感じ、すこしでも意に沿うように
できればと、なんとかしてスケジュールの都合をつけようとする
忍耐とあきらめの日々。
さらには、序列1位の秘書の心無い扱いにも随分疲弊中です。
あるかなきかのルールを守ろうと努力する際に、拠り所に
なるのは、常識やモラルだとしたら、自分のそれを守る為には
相手のそれを曲げねばならぬ・・・。
本日も、15分空いてるから打合せ入れて、今日、と言われました。
どうする?
前の打合せの押し具合と移動時間を勘案すると、5分話ができれば
上々というところ。
でも15分じかんがほしいんだよね?
計算合わないよ…。