お客様にお茶を出すことがあります。
・・・普通は煎茶を。
もちろん、会社で然るべき部署が手配しているものを使います。
しかし・・・それが、なんだか、どんどん美味しくないものに
なっている気がします。
困ったな、と思い始めた頃は、お湯の温度とか茶葉の量とか、
果ては急須を変える(取り回ししやすいティーポットをすすめたら、
あっさり採用されまして)までしてなんとか美味しいお茶にならないか
努力はしていたのですが
もちろん、自分のお茶の入れ方がよろしくないという意識もある。
湯冷ましかけて、たっっぷりの茶葉をお湯で、なんていう優雅で
時間の余裕のあるお客様ばかりというわけではないので!
一気に十何杯入れてお出しする、なんてときに、小さい急須で
ゆっくりじっくり・・・なんて事ができない時にもそれなりの
味になる茶葉に。どうか変えていただけないか・・・。
と、交渉と懇願をする気にもなれず・。
もうすでに、抹茶入り煎茶、三袋セットを選んでいるところに
物申す気も失せ・・・。
高級な抹茶を混ぜものに使うことはまず無いし、淹れると最初に
微妙に抹茶っぽい味がした後、草のような香りがするお茶です。
水色を出すために、粉末茶をいれました・・・とでもいうような味。
お茶が美味しくない、というのが自分の腕前だけのせいだとは
到底思えないのです・・・。